私が教室業に専念した理由

以前はネット販売、マルシェ出店、オーダー販売も行っていました。

2022年にしばらくは教室一本に専念することに決め、12か月のコースをスタートしました。

なぜなら、2021年がものすごく疲弊した1年だったからです。

教室も自宅と西麻布両方でやっていました。単発レッスンのみでしたので、その都度募集をかけます。まさに自転車操業という感じ。

ネット販売はクリスマス、バレンタイン、母の日などイベントごとにやり、フォレノワールとモンブランは季節限定商品として販売しました。

一つのマルシェに出店するとその主催者のかたが他のイベントを主催していたりして、お声がどんどんかかるようになります。そして今流行りのシェアカフェやシェアキッチンのお菓子担当をしてほしいというお声も頂いたりしました。

元々がケーキ屋を出すのが夢だったということもあり、販売よりに気持ちが傾きかけていました。

オーダー販売も頼まれたら受けるということをしていたので、とても忙しい日を送っていました。

これだけ、色々なことに手を出してしまうととっても効率が悪いわけです。

マルシェ出店もたくさん出店しているひとなら一気に作ることもできる。

でもスポットとなるとその都度用意しなくてはいけないのです。

「教室と販売どちらがいいか?」迷っている方多いと思います。

両方やってみてそれが相乗効果になることもあります。

マルシェ出店をしてそのお客さんが教室に来てくれたらいいですよね。

あとは教室の生徒さんがマルシェに来てくれたり。

私が最初にマルシェに出店した理由は教室の宣伝の為でした。

どちらが自分に向いているか好きなのか見極めるうえでまずは両方やってみるのもいいと思います。でもどちらかに絞ったほうが効率的なのは間違いないので、いつかは決断をしなくてはいけないです。

もちろん、両方できる方もいます。私が知っている両方やっている方は現場経験が長いので効率よく仕事をしているのだと思います。

でもカフェや実店舗をしたときにその場所で教室をするのは全然ありだと思います!

主軸を決めてたまに目的を決めてもう一方のことをやる。あくまでも主軸のためにやる。

2022年1月1日に「教室業のコンサルタントの先生の元でコンセプト設計をしてスタイリング撮影を専門の方にお願いしてランディングページを作る。」というお年玉パックの募集のメールを見たとき、私は水族館で当時4歳の娘を追いかけていました。しかも撮影をしてくれる方が大阪!普通ならいやいや無理でしょうで終わるところが「埼玉ですが申し込みは可能でしょうか?」と問い合わせをしていたのです。娘を追いかけながら(笑)

完全に販売に気持ちが傾きかけていたはずなのに、不思議なんです。

でもその募集を見たときに直感で申し込んでいました。金額も確か50何万とか。簡単に決断していい金額ではないはずなのに、簡単に決断していました(笑)

潜在的に教室を立て直そうという想いがあったのだと思います。立て直そうというほど歴史もなにもなかったけれど、自転車操業のようにやる状況も長くは続かないとは思っていたんです。

その時に作ったページがプチパティシエ講座、ディプロム講座のページです。これは宝物。

そして今もその先生のサロンに入っています。あの、1月1日の直感は正しかったんだと思います。

思えば、新卒で入った会社をやめようと決断したのも1月1日でした。なんかあるんですね。

すこしまとまりがない文章にはなってしまいましたが、私が身をもって体験してわかったことが「あれこれ手を出し過ぎると疲弊する」ということ。

経験値を上げるという意味ではいいけど、事業を存続させる上では主軸はどこかに置いた方がいい。と私は思います。

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