お菓子作りを長くやっている方でも誰しもが生クリームの濃度を意識して使い分けているわけではないようです。
プチパティシエ講座、ディプロム講座の生徒さんはお菓子作り中級以上の方を対象としています。みなさん、お菓子作り歴が10年以上の方が多いです。
そんな方々でも「いままで生クリームのパーセンテージを意識していませんでした。安いのを買っていました。」というお声をよく聞きました。
「そうなんだ⁉️」と驚きました。
私自身がお菓子作りをお仕事にし始めてから既に20年近く経っているため、それ以前の趣味として自宅でお菓子を作っていた時代の記憶があまりないのです。
お仕事としてお菓子作りをする時代が長いので、趣味としてお菓子作りをしている方との常識の差が結構あると感じました。
生クリーム。
濃度で言ったら、35%、36%、40%、42%、43%、45%、47%が一般的に売られているものです。
私はムース用、ガナッシュやパンナコッタなど加熱する場合は35%か36%。
クレームシャンティやデコレーションケーキ用は42%か43%を使います。
でも実際には濃度だけでなく、メーカーによって性質が変わります。
私がよく使っているのはこちら!
この2つは常備しています。
いつもと違うものを使うと立ち具合が変わってきます。
出来るだけお気に入りのものを見つけ、いつも同じものを使うと安定したお菓子に仕上がります。
スーパーによって扱っているメーカーが違うので、違うメーカーのクリームを購入して分離させそうになったことがあります。
生クリームは安くはないので、ロスを出したくないですよね。生クリームが違ったことで失敗するのは悔しいです。
我が家から一番近くのスーパーが上の二つを扱っているので、とても助かっています。
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