2025年になってから、既に7日経っていました。早いですね。
年明け早々、身内に不幸があったためバタついておりました。
先月23よりパリに行き、当初は7日帰国予定を早めて帰ってきました。
パリ滞在記に関してはまた改めてブログにのせる予定です。
「生きていられる限り後悔のないようにやりたいことをやりつくす」という思いが更に強まる今年になると思います。
私自身がこのお仕事をしようと思ったきっかけは「食を通じて生活を豊かにしたい」ということでした。
開業してから3年くらいはお菓子作りが趣味の方のみを対象としていましたが、だんだんとお菓子作りをお仕事にしたい生徒さんからのお申込みの方が多くなりました。
そうなると、その方の人生にも関わってくるわけです。
中には趣味のコースだったけど、お仕事にしたいと転向した方も何人かいらっしゃいます。とても嬉しいことです。
お菓子作りをお仕事にする上で大切なこと。いくつかあります。
講座では色々なことを教えます。
フランス菓子の知識。技術。製菓理論。
この3つがまず大前提。ここをクリアしないとです。特に教室の先生になりたい方は。
ベーシック講座、アドバンス講座ときて、沼沼講座になるのですが。
ベーシックではまず色々な知識などを吸収します。
アドバンスではレッスン内にどんどんみなさんに質問をします。
「この塩は何のために入ってますか?」
「バターがこの順番で入るのはなんでですか?」と。
結構みなさん忘れているんです。
知識として吸収しても、自分のものになるまでには何度も繰り返す必要があります。
そのため、アドバンス、沼沼講座ではどんどん質問をしていきます。
そして、それがクリアしたら課題になるのが「味」です。
これは、私はいままで一度もチェックしたことがありません。なぜなら、生徒さんが作ったものは全てお持ち帰り頂いているからです。
コルドンブルーでは中間試験と期末試験がありました。その時に味のチェックもありました。フランス人のシェフに「さきが一番美味しかったよ!」と言ってもらったのはとても嬉しかったです。
味のチェック。いままでやっていなかったのですが、お仕事にしたいディプロム講座の場合は必要性を感じています。
同じレシピ、作り方でも作る人によって出来上がりに差が出ます。
同じ人が作っても日によって出来上がりが異なることもあります。
プロとして、お金を頂く場合にはいつも同じ仕上がりのものを作ることが要求されます。
もちろん、人間なので、完璧に毎回同じ出来上がりというわけにはいかないかもしれません。でもその平均値を上げていくことは出来ます。
生徒さんがよく復習報告をしてくれますが、どんな味に仕上がっているのか、本当はとても気になります。
作ったものを持って来てくれたら、全然味チェックするのですが、今までそんな方もいないし、持ってくるのも大変だなと思いながらここでつぶやいているのでした…。
うん、生徒さんに言おう。
まとまりのない話になってしまいましたが、本音も宜しくお願い致します。
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