プロフィール
語学が大好きで海外志向が高い学生時代。
英語が大好きで高校生の時から英会話スクールに通い、カナダへホームステイにも行きました。大学は英米文学科に入ります。
バックパックを背負ってヨーロッパを一人旅するなど、国際交流にとても関心がありました。しかし大学生活の中で食への関心が高まり、飲食店の厨房でのアルバイトや料理研究家の先生のアシスタントもしました。
食品メーカーへ一度は就職するが諦められない料理への世界
商品開発を目標に食品メーカーに就職。乳業メーカーでしたので、乳製品について学ばせて頂き、その後はアイスクリームの部署で営業を経験するも、兼ねてからの料理の世界への憧れが強く、1年半で退職しました。
パティシエへの転身
都内有名料理店へ飛び込み、調理場で働かせてもらいます。全国から集まった夢を持つ仲間と一緒に働くことはとてもいい刺激になりました。少ない休日も同僚とレストランに食べにいくなどして勉強する時間にあてていました。
デザート担当になったことにより、お菓子作りへの情熱が強まります!小さい頃からお菓子作りは好きだったけど、なぜ料理人を目指したのか。
「甘いものが好きだけどたくさん食べれなかったから」。
仕事としてやるには試作などでたくさん食べなくてはいけない。そうなった時にパティシエだと自分には難しいのではないかと思いました。
イタリア料理のお店で3店舗、カフェスタイル、リストランテスタイル、カジュアルレストランスタイルのデザートを経験。
都内の洋菓子店に就職。販売と製造両方を経験しました。
ル・コルドンブルーへ通い、渡仏。甘味革命が起きる。
自分には基礎がないと判断し、フランスに将来的に行くことを念頭に置きながら、ルコルドンブルー代官山校にて初級、中級コースを修了。
2012年6月に渡仏。
上級コースからパリ校へ。
パリ校でディプロム取得後の研修先はパティスリーローランデュシェンヌ。半年間働き、その後は3ヶ月間、シャンパーニュ地方の「ヴァンサンダレ」にて働きました。
お酒に弱い私も、休日にはシャンパンを飲むという生活をしました。
ワーキングホリデーVISA終了するので一度日本へ帰国。一年だと物足りず、フランス語もより学びたいため、学生VISAを取得して再度渡仏。学校に通いながら、働くという日々を送りました。
フランスで学んだこと。
「フランス人は早く仕事を終わらせて帰りたい。
でも仕事はプライドを持って楽しくやる。」
最大限に早く仕事が終わるように常にプレッシャーをかけられていました。
合理的で効率のいい仕事ぶり。
パティシエたちが誇りを持って仕事をしている。
その姿勢に感銘を受けました。
休日はマルシェに行き、味の濃いフルーツや野菜を食べました。
パリは外食が高いので、頻繁には行けませんでしたが、ビストロなどでフランス料理も楽しみました。
もちろんケーキ屋さんもたくさん回りました。
そして、あまり甘いものをたくさん食べれず、甘さ控えめのお菓子ばかり作っていた私に味覚の革命が起きます‼️
「ケーキやお菓子はある程度甘さがないと味がボヤけてしまう。」
日本の甘みは角の丸い甘みそれに対して、フランス菓子はガツンとした角がある甘みです。
日本へ一時帰国をしたときに食べたものが、以前は甘いと思っていたのに「甘さがない」と感じ、驚いたのを覚えています。
フランスのお菓子に慣れていたからですね。
こうして、甘さもある程度は必要。でも最低限。そして砂糖は甘みだけでなくお菓子作りでいい働きをしてくれる。
製菓理論がわかれば自分好みに調整ができるんです。
帰国して出産後、お菓子教室を開業
2017年9月に日本へ帰国。
出産を経て、2019年にお菓子教室を開業しました。当初はレンタルスペースを借りて教室を開催していましたが、2020年11月より埼玉県越谷市の自宅にて教室を開始。同12月よりネット販売を開始。
2021年よりマルシェでの販売を不定期で開催。
2022年10月より1年間のコースレッスンである、お菓子作り中級者向けの講座「プチパティシエ講座」、11月よりお菓子作りをお仕事にしたい方の為の「ディプロム講座」をスタート。2023年4月よりオンライン講座も開始しました。
現在講座は11クラス、単発レッスンは月に5回ほど開催しています。